タマスダレが群れて咲いています
こんにちは、千葉のガーデナー、石塚です。
先々週くらいから、タマスダレが咲いています。写真は9月10日の現場です。ヒガンバナ同様、秋を感じさせる花ですね。
タマスダレは、純白の花を咲かす南米原産の多年草の球根植物です。
原産地は、南米のアルゼンチン・ウルグアイ・パラグアイのラプラタ川流域、およびチリ・ペルーです。日本への渡来は古く、ヨーロッパからインドを経て、明治初期の1871年頃渡来したとか。地球半周以上の旅をしたのですね。
学名は、ゼフィランサス カンディダ(Zephyranthus candida)といいます。ヒガンバナ科ゼフィランサス属です。
この属名のゼフィランサスは、ギリシャ神話の西風の神「ゼピュロス」と、花mp「アントス」との合成語で、なぜそのように名づけられたかはよくわかっていませんが、一説によると、西側のアメリカ大陸からヨーロッパへ渡来したことから、「西風が運んできた花」よいう意味でつけられたとの説があります。「カンディダ」は「純白色」という意味です。
非常の丈夫なので、日本の気候にも適応して、半野生化している場所もあるくらいです。
写真のように、群植すると非常に見栄えがするので、まとめて植えましょう。また、ヒガンバナ科なので、有毒です。ニラなどの側には植えないようにしましょう。
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